名前で性格が分かる?

feelingdog

2009年04月23日 16:17

さぁ!犬を飼おう!としたとき、まず名前をどうしようかとお考えになる方は少し参考にしてみてはいかがでしょうか?
これは、私が訓練士を始めてから、気づいた点ですので、必ずしも絶対なものではありません。
環境やトレーニングによってこの考えに合わない犬もなかにはいるので、ご了承ください。

犬の名前は様々ですが、
例えば・・・、『ノン』『ラム』『クウ』『ココ』などという名前の子は比較的大人しくのんびりしています。
『ラッキー』『キャンディー』『チャッピー』などは明るく元気だけど、落ち着きがない。
『リキ』『ケンタ』『ムサシ』『タロウ』などの名前は気が強く神経質な子が多い。
『ジョージ』『マイケル』『ロッキー』などはマウント行動(腰ふり)が多いんです

もうお分かりでしょうか?人間は、オスワリよりも犬の名前を1日に何回も呼びます。呼び続けることで、その犬の環境も、明るくなったり、落ち着いた環境にもなったり、力強くなったり、変化してしまうことがあります。そういった環境下で暮らしていると自然に犬の性格も形成されていくような気がします。

もし、名づけたい名前があるなら、その名前を連呼してみてください。
(例:ココア、ココア、ココア、ココア、・・・)始めのココという言葉のほうが強く発声しませんか?
この強く発声する言葉の母音で、その言葉から受けるイメージが決まってきます。

母音「あ」・・・明るく活発
母音「い」・・・テンションが高い
母音「う」・・・落ち着きがある
母音「え」・・・ちょっとわがまま、だけど明るい
母音「お」・・・のんびりでおっちょこちょい

この母音の組み合わせで、どんな犬にしたいかを考えてみてください。

わが家では、ものすごくテンションが高く、わがままだった子犬に『グラ』と名づけました。
始めのグという言葉を強く発します。落ち着いていて、でも明るさはそのままでいてほしいという考えからつけたのですが、今では名前の通り落ち着いていて、明るく、誰にでもベッタリな犬になりました。

子犬の性格を踏まえて名づけることがとても大切です。
例えば、ビビリな子犬には『レモン』とかがいいですね!

また、日本犬などに日本名をつけようとお考えの方は、あまり力強い名前はお勧めできません。
もし、どうしても付けたいというなら、『ムサシ』を『ムーちゃん』とかもっと柔らかい言葉で呼んであげたほうがいいでしょう。これは、人間が無意識に呼ぶときに力強く呼んでしまい、叱りの声と区別しにくい点が問題なのです。犬を飼うのに慣れていない方は、より柔らかい名前を選んでいただきたいです。

マウント行動が多い犬にありがちな、ちょっとセクシーな名前は、マウントされている最中に名前を呼んで静止させようとしても、人間が心の片隅にでも面白さがでてしまい、笑ってしまうので、なかなかマウントが直らないことがあります。
これと、似た感じで、どこにもいない名前の犬も、要注意です。人前で大きな声で言えないような、わけの分からない名前にしてしまうと、家ではできるのに、外では言うことをきかない犬になったりします。
もし、へんてこな名前をつけるのであったら、恥ずかしがらず、しっかり外でも呼んであげましょう!

例外はありますが、結構当てはまる犬は多いのではないでしょうか?
ご近所の犬の名前で考えてみてください。

また、フィーリングドッグで子犬をご購入の際は、名づけのアドバイスも行います。
その犬の性格なども細かくお伝えしますので、お考えください。

本当にこれは私独自の考え方ですので、当てはまらない子も中にはいます、ご了承ください

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